【コーヒーの気になる飲み方を種類別に解説】新しい発見が多かった

coffee

名前は聞いたことあるけど詳しくは知らないメニューって意外とありますよね。また、当たり前のように飲んでいても何が違うのか分かっていなかったりするのはとても損してます。コーヒーメニューは数えきれないほどあるのですが、その中でも代表的なコーヒーメニューを種類別に解説させて頂きます。

最後まで読んで頂くことで今よりもさらに美味しくコーヒーを飲むことが出来ますし、新しいメニューにもチャレンジ出来るようになりますので是非お付き合いください。

目次
1.コーヒーは大きく2種類に分けられる
2.ブラックコーヒーを使ったメニュー
・カフェオレ
・ウィンナーコーヒー
・アメリカンコーヒー
・ブレンドコーヒー
・ダッチコーヒー
3.エスプレッソを使ったメニュー
・カプチーノ
・カフェラテ
・フラットホワイト
・マキアート
・アフォガード

コーヒーメニューはブラックコーヒーとエスプレッソの2種類に分けられることを知ろう

カフェでよく見るコーヒーメニューですが、大きく2種類に分かれているのをご存じですか?主なコーヒーメニューはブラックコーヒーを使ったものとエスプレッソを使ったものに分かれているんです。この二つの違いは抽出方法にあります。ここではブラックコーヒー系とエスプレッソ系の2つを理解することでコーヒーメニューの理解が深まります。選ぶ際にも作る際にも役立ちますので是非覚えていってください。

ブラックコーヒーとは

ブラックコーヒーとは、挽いた豆に注いだお湯の重みで成分を抜き出した方法で抽出したコーヒーのことを指します。日本ではドリップで抽出したコーヒー(砂糖を入れない状態)をブラックコーヒーと良く呼ばれています。

コーヒーの抽出方法

お店によってコーヒーの作り方は様々ですが、日本で一般的にブラックコーヒーと呼ばれているものの抽出方法はこちらです。

ペーパードリップ

ドリップコーヒーとは、ドリッパーにペーパーフィルターとコーヒー粉を入れ、お湯を注いで抽出したものをドリップコーヒーといいます。

HARIO (ハリオ) コーヒーサーバー

ネルドリップ

ネルドリップは、ドリッパーに布製のフィルターとコーヒー粉を入れ、お湯を注いで抽出したものをネルドリップといいます。布製の細かい繊維がコーヒーの微粒子を取り除いてくれるため、ペーパードリップより丁寧に抽出することができ、まろやかな味に仕上がります。

HARIO(ハリオ)ドリップポット

サイフォン

コーヒーサイフォンとは、アルコールランプで熱したお湯によって抽出が行われます。蒸気圧を利用してお湯を押し上げ、高い温度のお湯とコーヒー粉を浸漬して抽出します。抽出時間を守ることで香り高いコーヒーが味わえ、ドリップ式に比べて手作業による抽出ぶれが少ないため味の再現性がよく安定した味わいのコーヒーが楽しめます。

HARIO(ハリオ)
コーヒーサイフォン テクニカ

コーヒーメーカー

スイッチひとつで簡単に美味しいコーを淹れられるのが、コーヒーメーカーの最大の特徴です。最近は、ハンドドリップに近い味わいを出せるものも増えており、決して侮れません。

シロカ コーヒーメーカー SC-A351

フレンチプレス

フレンチプレスは、プレスポットという器具にコーヒー豆(粉)とお湯を入れ、一定時間経過後に金属フィルターを押し込んで抽出する方法です。フレンチプレスは粗く挽いた豆を押し込んで完成させるものなので、僅かながら粉も残りますが、豆の鮮度や特徴をしっかりと感じられる良さがあります。

ボダム BODUM ブラジル BRAZIL フレンチプレスコーヒーメーカー

エスプレッソとは

エスプレッソとは、専用のエスプレッソマシンを用いて極細挽きコーヒー豆に蒸気の圧力をかけて急速に抽出したコーヒーのことを言います。イタリアではエスプレッソに砂糖を入れて飲みます。

エスプレッソについての記事を書いてますのでよかったら合わせてどうぞ
【エスプレッソの飲み方とは】イタリア流の正しいエスプレッソの飲み方

エスプレッソの抽出方法

お店で提供するエスプレッソは主にエスプレッソマシンを使うのですが、家庭でもエスプレッソは簡単に作れます。主なエスプレッソの抽出方法はこちらです。

エスプレッソマシン

イタリア発祥のマシンで、お店でエスプレッソを抽出するのであれば必ず使われています。家庭用であれば全自動タイプとセミオートマチックタイプと2種類あり、エスプレッソの味だけでなく作る過程も楽しみたい、自分好みのエスプレッソを淹れたいという方であればゼミオートがぴったりです。

デロンギ スティローザ

エスプレッソマシンに関連する記事はこちら
【2022年最新】一人暮らしでエスプレッソマシンを買うならこれがおすすめ

マキネッタ

直火式のエスプレッソマシンの総称で、水とコーヒー豆をセットしてコンロに火をかけるとエスプレッソを抽出できます。安価でお手入れも楽なメリットがあり、イタリアの家庭ではどこにでもあるメジャーな器具です。

ビアレッティ

ビアレッティに関連する記事はこちら
ビアレッティ(bialetti)の使い方は簡単だった。4ステップでエスプレッソが淹れれます。

カプセル

専用のマシンに専用のカプセルをセットしボタン一つでエスプレッソが抽出できます。カプセルには1杯分のコーヒー粉が入っているので、豆から挽く必要も、粉の分量を量る必要もなく、忙しい人にはぴったりです。

ネスプレッソ
ラティシマ・ワン

レバー式

レバーを挽いて圧力をかけてエスプレッソを抽出する電気不要のポータブル式。自宅でも外でも本格的なエスプレッソが抽出できます。デザインもおしゃれです。

Flair Signature Espresso Maker Classic All

ブラックコーヒー使ったメニュー

ここではブラックコーヒーを使ったメニューをご紹介致します。

カフェオレ

ドリップコーヒーに温かいミルクを混ぜ合わせたものをカフェオレといい、フランス発祥の飲み物です。フランス語でコーヒーを意味する「Cafe」に、前置詞の「au」と牛乳の「lait」を合わせcafé au laitと呼び、ミルクのまろやかさを加えた口当たりの良さが、老若男女に愛されています。

ウィンナ・コーヒー

コーヒーに溢れんばかりのホイップクリームが乗った飲み物をウィンナ・コーヒー(Vienna coffee)といい、ウィーン(オーストリアの首都)が発祥です。「ウィーン風のコーヒー」という意味があり、ホイップクリームの甘さがコーヒー本来の苦味や深みを引き立たせる役割を担ってくれています。

アメリカンコーヒー

通常よりも浅く煎った豆で淹れたコーヒーをアメリカンコーヒーと言います。火入れの時間が短いので、コーヒー豆のスッキリした酸味を味わうことができ、口当たりがさっぱりしています。
アメリカンコーヒーは和製英語のため、アメリカでは通じないようです。

エスプレッソにお湯を注いだものをアメリカーノと言いますが、それとは違ったコーヒーとなっています。

ブレンドコーヒー

ドリップコーヒーの中でも主役級の存在感を放つのがブレンドコーヒーです。選びぬかれたコーヒー豆数種類を独自配合して淹れたコーヒーは、お店ごとの個性や味へのこだわりが最も現れます。

ダッチコーヒー(水出しコーヒー)

水出しのコーヒーをダッチコーヒーといい、ドリップコーヒーの仲間です。お湯を注いで抽出することがほとんどですが、ダッチコーヒーは厳選したコーヒー豆にこだわりの水でゆっくり時間をかけてドリップする方法で、味、香り、色のすべてにおいて美味しいコーヒーを生み出します。

下記のような商品でコーヒーを抽出します。

HARIO
アイスコーヒーメーカー

エスプレッソを使ったメニュー

ここではエスプレッソを使ったメニューを紹介します。

カプチーノ

エスプレッソにふわふわのミルクフォームを注いだものをカプチーノと言い、イタリアで人気の飲み物となります。飲むとお腹が膨れるので、イタリアでは午前中の飲み物とされています。ミルクフォームとエスプレッソとゆっくり混ぜ合わせながら飲むことをおすすめします。

【エスプレッソとカプチーノの違い】カプチーノは午前中の飲み物って知ってますか?

カフェラテ

エスプレッソにきめ細かなミルクフォームを注いだものをカフェラテと言います。日本ではラテアートなどをして提供していますが、きめ細かなミルクだからこそ出来る技です。

【カフェラテとカフェモカの違いとは】意外と知らない違いをまとめました!

フラットホワイト

エスプレッソにスチームミルクを注いだものをフラットホワイトと言い、ニュージーランド発祥の飲み物です。2ショットのエスプレッソを使用しているため、カプチーノやカフェラテよりもエスプレッソの味が強く、より濃縮されています。エスプレッソをしっかりと味わいたい方にぴったりです。

マキアート

エスプレッソに少量のミルクフォームを注いだものをマキアートと言います。ミルクフォームがエスプレッソに白く小さなシミをつけたように見えることがこの名前がついたようです。

エスプレッソにちょっとだけミルクを注いで欲しいなと思ったイタリア人がバリスタに頼んでやってもらったことがはじまったんだとか。

【マキアートとは何か?】イタリアで親しまれている粋な飲み物

アフォガード

甘いジェラートにエスプレッソを注いだものをアフォガートと言います。ジェラートの甘さとエスプレッソの苦味、香ばしさが物凄くマッチして最高のデザートです。

【アフォガートの作り方】イタリア生まれの美味しいデザートを家で作るには

まとめ:

今回はコーヒーの飲み方を種類別に解説させて頂きました。お店にあるコーヒーメニューは大きくブラックコーヒー系とエスプレッソ系と2つに分かれていることがご理解いただけたのではないでしょうか。飲みたいコーヒーメニューによってベースがブラックコーヒーとエスプレッソに分かれますので、自分で作るとき、お店で注文するときなど参考にしてみて下さい。

もし自宅でエスプレッソ系を作ってみたいなと思ったら是非こちらを使ってみて下さい。

ネスプレッソ
ラティシマ・ワン

ネスプレッソ
ラティシマ・ワン

この記事を書いている人
歯科総合商社に勤める営業所の所長。イタリアンエスプレッソにハマり、今では時間があれば行きつけのバールに足を運び毎日エスプレッソを飲んでいます。年間400杯はエスプレッソを飲んでいる所長がエスプレッソに関する情報や、歯科に関する情報を定期的にブログで公開しています。

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