2022/01/16 (更新日: 2023/01/05)

朝のコーヒーはダイエットに効果があるのか？正しく痩せるためのポイントはこちら

coffee

朝飲むコーヒーにダイエット効果があったら、コーヒー好きにとって最高じゃないでしょうか。

結論を言いますと、朝のコーヒーはダイエット効果をもたらしてくれます。

しかし、コーヒーだけで済まそうとしては効果を発揮しません。

逆に太る原因を及ぼすこともあります。

そのため、コーヒーでダイエット効果を得るためには正しいコーヒーの知識や飲み方を理解することが必要となります。

そこで今回は、朝のコーヒーでダイエット効果を発揮する方法をまとめました。

朝のコーヒーの飲み方やコーヒーが身体に及ぼすメリット・デメリットといったコーヒーの知識まで、効率良くダイエットできるための情報をまとめましたので、最後まで読んで頂ければすぐに実践できるようになっております。どうぞよろしくお願い致します。

目次
朝のコーヒーは身体に良いの？
コーヒーがもたらす効果（メリット）
朝のコーヒーだけは危険？！身体に及ぼすデメリットとは？ 
朝のコーヒーは食べ物を組み合わせて効果を発揮する 
コーヒーを飲むときの注意点
朝のコーヒー以外にも効果的な飲み方やタイミングは？
ブラックコーヒーがどうしても苦手な人は必見！味変で飲みやすくする方法

朝のコーヒーは身体に良いの？

朝の一杯のコーヒーは身体に良いとされています。新たな研究結果でも、自身の体を目覚めさせ新陳代謝を活発にする可能性があることを示唆しています。コーヒーの香りや苦味は眠気を覚ましてくれたり、気持ちをリセットしてくれたりするから飲む人は多いようです。このように一日始まりである朝にコーヒーを飲むことは身体に良いといえます。

しかし、朝食をコーヒーだけで済まそうとしては良くないことも分かっています。

間違った知識でダイエットを行ってしまうと、せっかくの頑張りも無駄になってしまいます。そのためにも今回お話しする「朝のコーヒーでダイエット効果を発揮する方法」で正しい知識を手に入れ、大好きなコーヒーを飲みながら理想の身体にしていきましょう。

コーヒーがもたらす効果(メリット)

なぜコーヒーがダイエットに良いのでしょうか？それはコーヒーが身体にもたらす効果を知るとその理由が分かります。どのような効果があるのか詳しく説明させて頂きます。

カフェインが脂肪を分解・燃焼

カフェインを摂取すると、脂肪を分解・燃焼してくれます。それはカフェインには基礎代謝率を3〜11%上げることができるからです。カフェインの摂取は、運動時の脂肪燃焼を促進する可能性があることが、新しい研究で明らかとなった。という記事もあります。適度なカフェインの摂取は効率良く体脂肪を落とすことができるのです。

参考記事
https://www.businessinsider.jp/post-232381

クロロゲン酸が脂肪を分解・燃焼

コーヒーにはカフェインとクロロゲン酸という２つの成分が含まれており、このクロロゲン酸も脂肪燃焼する働きがあります。クロロゲン酸が細胞内のミトコンドリアへの脂肪の取り込みを促進するからと考えられているからです。クロロゲン酸を摂取する事はカフェイン同様に体脂肪を効率良く落とす、脂肪が燃えやすい体を作ることを可能にします。

クロロゲン酸についてさらに詳しくはこちらを参考にして下さい。
https://himitsu.wakasa.jp/contents/chlorogenic-acid/

血行を促進して代謝が上がる

コーヒーを飲むと血行を促進して代謝をあげることができます。カフェインには血管を弛緩させる作用があるからです。コーヒーを1杯飲むと、2時間程度血流がよくなるともいわれています。このようにコーヒーを飲むと血管が広がり、血流も向上するので代謝を上げるのに役立ちます。

老廃分を排出してむくみを解消

コーヒーを飲むことでは老廃物の排出やむくみ解消に繋がります。カフェインには利尿作用があるからです。あなたもコーヒーを飲むとトイレが近くなる経験はありませんか。尿には老廃物の排出の役割や身体の水分の循環を良くする役割もあり、これによりむくみの解消に繋がります。

リラックス効果

コーヒーにはリラックス効果があります。研究結果でもコーヒーを飲んだあとは、体をリラックスさせる副交感神経の働きが優位になることが分かっているようです。さらにコーヒーの香りを嗅ぐとリラックス時の脳波であるα波が出ることも明らかになっています。このようにコーヒーには味と香りの両方でリラックス効果があると言えます。

朝のコーヒーだけは危険？！身体に及ぼすデメリットとは？

朝はコーヒーだけが危険って知ってましたか？これを聞いてドキッとした方もいるのではないでしょうか。意外とやりがちな朝のコーヒーですが、実は太る原因であったりと身体にデメリットがあるようです。

血糖値が上がりかえって太る原因になる

朝食は血糖値の上昇を緩やかにすることが非常に大切です。そうすることにより太りにくい身体にすることが出来るからです。血糖値が緩やかに上昇すれば問題ないのですが、急上昇するとインスリンが分泌されます。このインスリンは血中の糖分を脂肪に換えて身体に溜め込む働きがあります。そのため脂肪を溜め込みやすい状態になってしまうのです。

コーヒーだけで済まそうとした場合

カフェインは血糖値を下げる役割のインスリンの感受性を低下させ、血糖値を上昇させる働きがあります。そのためコーヒーだけにしてしまうと血糖値が急激に上昇してしまいます。朝の空腹時だと尚更です。これによりインスリンを過剰に分泌して体内に脂肪を溜め込みやすくしてしまうので、特に朝はコーヒーだけにはせず血糖値の上昇を緩やかに出来る食べ物と一緒に飲むことをおすすめします。

身体にストレスがかかる。カフェインの多量摂取はストレス増進。

心身がストレスを受けると、コルチゾールというホルモンの一種を急激に分泌します。このコルチゾールが過剰に分泌されるとストレス過多となり、不眠症やうつ病などを引き起こす恐れがあります。

コルチゾールは朝に最も多く分泌され、夜には少なくなり、身体の一日の活動リズムを整えてくれています。しかし、朝の空腹時にコーヒーだけの摂取となるとカフェインがコルチゾールの分泌を促進してしまい、分泌量が増えてしまいますので適度な量にして飲み過ぎは注意しましょう。

引用先　https://www.konishi-clinic.com/medical_information/archives/149

下痢や腹痛の原因となる

コーヒーを空腹時に飲むと下痢や腹痛になることがあります。これはコーヒーに含まれるカフェインとクロロゲン酸が原因です。カフェインは交感神経を刺激する作用があるのですが、交感神経が刺激されることによって胃腸の活動が正常にならなくなることがあります。胃腸の活動がうまくいかなくなると水分が体内で十分に吸収されなくなり、それが結果として下痢になります。

クロロゲン酸は胃酸の分泌を促進する働きがあり、特に空腹時にコーヒーを飲むと必要でないのに胃酸が大量に分泌されてしまうことがあります。それが胃痛を引き起こして、ひいては下痢につながることがあるようです。

朝のコーヒーは食べ物を組み合わせて効果を発揮する

朝にコーヒーだけでは身体にかえって負担をかけてしまいますし、ダイエット効果を得られません。そこで最も効果的なのが食べ物と一緒に合わせて飲む事です。何と合わせたら良いか説明していきます。

ナッツ系と一緒に飲む

ナッツ系のものと一緒にコーヒーを飲むと、体脂肪の現象効果を期待できます。ナッツ系にはアルギニンとコーヒーに含まれる成分のカフェインとクロロゲン酸の組み合わせが脂肪燃焼効果を高めてくれるからです。ただしナッツ系は脂質が多いので「食べ過ぎないこと」と「無塩で素焼きのナッツにする」という注意をして下さい。

アルギニンとは…アミノ酸の一種。

ヨーグルト

ご存じだと思いますが、ヨーグルトには腸内環境を整える働きがあります。ヨーグルトの善玉菌により便秘の解消や老廃物の排出が出来るだけでなく、ここに脂肪燃焼の促進をさせるカフェインが加わることで、より身体の内側が綺麗になります。ダイエットにとって身体の内側を綺麗にすることは大切であり、その役割の担うことが出来るヨーグルトは朝食にもってこいだと思います。コーヒーとの相性も良いのでおすすめです。

バナナ

バナナとコーヒーの相性は非常に良いとされています。その理由の一つがバナナに含まれるカリウムです。カリウムには不要な塩分を排出する働きがあり、コーヒーのカフェインによる利尿作用と上手く相互作用することにより血圧が安定し、高血圧の改善にも効果があると言われています。
また、バナナには豊富な栄養成分（ビタミンB、ビタミンC、葉酸、必須アミノ酸、食物繊維など）があり、コーヒーと摂取することで代謝がアップしますのでダイエットにもおすすめです。

コーヒーを飲むときの注意点

どんなコーヒーを飲んでも得られる効果が一緒とは限りません。ちゃんと飲むコーヒーにも注意が必要です。ここではどんな注意が必要なのかを解説していきます。

砂糖やミルクは入れずブラックで

砂糖やミルクは入れずにブラックで飲むことをおすすめします。その理由は砂糖やミルクを入れて飲むことでカロリー摂取量が上がってしまうからです。これにより結果太ってしまいます。また砂糖はカフェインの働きを妨害をしてしまうので入れない方が良いです。どうしてもブラックが苦手な人は、砂糖は入れず牛乳だけにすると良いでしょう。

深煎りよりも浅煎りがおすすめ

長時間費を加えて焙煎している深煎りよりも、浅煎りの方がクロロゲン酸が豊富に含まれているため、苦手で無ければ浅煎りをおすすめします。

朝のコーヒー以外にも効果的な飲み方やタイミングは？

朝以外にもコーヒーを飲むことでダイエットの効果を発揮するタイミングがあります。そのタイミングを知ることでより効率よくダイエット成功させることが出来ます。

運動前に飲む

下記の情報でも分かるように、コーヒーは脂肪燃焼効果があるので運動の20分～30分前に飲むと良いです。特に脂肪燃焼をさせる有酸素運動と組み合わせることでより効果を発揮します。

2021年1月7日付のオープンアクセスジャーナル｢International Society of Sports Nutrition誌｣に掲載された研究論文に、カフェインが運動中の脂肪燃焼能力を高めることが示されている。

食後に飲む

食後にコーヒーを飲むと痩せやすくなります。カフェインが胃腸の働きを促進させ、消化が良くなるからです。これにより代謝が高くなるので痩せやすくなると言われています。

缶コーヒーやインスタントコーヒーは飲まない

インスタントコーヒーではなくドリップコーヒーを飲みましょう。その理由はクロロゲン酸の量にあります。インスタントコーヒーや缶コーヒーは抽出してから飲むまでかなりの時間がたつので、ドリップコーヒーよりもクロロゲン酸の量が少なくなってしまいます。そのため、より体脂肪燃焼効果を発揮するドリップコーヒーをおすすめします。

MCTオイルを入れて飲む

MCTオイルを摂取することで体脂肪をエネルギーとして消費してくれるため、脂肪燃焼の期待が見込めます。無味無臭のためコーヒーに入れても問題なく取り入れやすいのでおすすめです。ちなみに僕は毎日MCTオイルコーヒーを飲むようにして体重を落とす事が出来ました。取り入れ方は注意が必要ですので、良かったらこちらを読んでみて下さい。
MCTオイルコーヒーで楽々ダイエット！どう飲むのが正解なのか？正しい飲み方や注意点をまとめました

ブラックコーヒーがどうしても苦手な人は必見！味変で飲みやすくする方法

ブラックコーヒーが良いと言われても苦手だからいつも砂糖を入れている方がいらっしゃると思います。そんな時は無調整牛乳や無調整豆乳、または無糖のアーモンドミルク、甘さが欲しければはココナッツミルクを入れて飲むと良いです。その際の注意点も含めてまとめましたので参考にして下さい。

無脂肪牛乳を入れて飲む

無調整牛乳とは、牛から搾られた原乳を何も手を加えず、飲めるようにそのまま殺菌した牛乳のことです。生乳を殺菌し、そのまま詰めます。乳脂肪分が3.0％以上含まれているものを指します。

アーモンドミルクを入れて飲む

アーモンドを砕いてミルク風に仕上げた飲み物です。おいしくて栄養豊富なことから、欧米では人気がある植物性飲料のひとつです。無糖がカロリーも低いためおすすめです。

無調整豆乳を入れて飲む

大豆固形分8%以上、大豆タンパク質3.8%以上のものを指すのが無調整豆乳です。よく言われている「豆乳」のことです。無調整は大豆を絞ったあとに何も混ぜていないので栄養価が高く、砂糖など余計なものを含まないため豆乳系ドリンクの中では比較的カロリーが低いです。

ココナッツオイルを入れて飲む

良く砂糖を入れて飲む方は、ココナッツオイルを入れることをおすすめします。ココナッツには特有の甘さがありますのでコーヒーに甘味を感じることが出来るからです。また、ココナッツにもMCTオイルと同じ中鎖脂肪酸を含んでいますので、砂糖を入れて飲むよりも身体に良いです。

まとめ

今回は朝のコーヒーでダイエット効果を発揮する方法について書かせて頂きました。朝のコーヒーはダイエットに効果的だが、コーヒーだけではダメなことがご理解いただけたのではないでしょうか。そのためコーヒーと何かを組み合わせて飲むことが重要でした。おすすめはプレーンヨーグルトと素焼き無塩アーモンドと一緒に飲むことで、僕は毎日続けてます。是非試してみて下さい。