ブランディングの理解

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商品を売りたければ商品を売るな!
どんなに優秀な商品でもブランディングがなければ売れない。

ブランディグとは、付加価値である。

・ブランディングがあれば、向こうから商品を求めてきてくれる。
・ブランディングがないと、値下げによる負のスパイラルに陥る。
・ブランディングに対する理解が出来れば、ほかと差を付けれる。
・ブランディングを理解できれば、商品を売らなくても売れる。

この記事を読んでいただければ、ブランディングを理解できます。

今の時代、いろいろなモノがあふれている。
その中でも、同じ商品でも料金が違う。
安くても売れないものがある中、高くても売れるものもある。
この違いは何なのか?これがブランディングである。
このブランディングを作り出すためにはどうしたらよいか?
それを学んでいきましょう。

ブランディングがないことにより陥る負のスパイラル

ブランディングがないと、価格競争から始まる負のスパイラルに落ち込む。
今は100社設立しても1社も残らないくらい厳しい状況。

ブランディングがないと生き残れない時代。
そうならないためにブランディングをしっかり行う必要がある。

ブランディングとは、あなたが好きよと相手から言われる事。

事業をしていく上で行う活動として
①マーティング
②アドバタイジング
③PR
④ブランディング
の4つがあります。

①マーケティング
あなたが好きです。特定の人に好きと伝える事。

②アドバタイジング
不特定の人に好きですと伝える事。

③PR
ほかの人(第三者)が「あなたのことが好きみたいよ。」と伝えてくれること。

④ブランディング
相手から「あなたが好きよ。」と言ってもらえること。

ブランディングは最強

見てわかるように、ブランディングがあれは、
マーケティングもアドバタイジングもPRもいらない。

向こうからあなたが好きよと言われているんだから、この時点で勝ち。
ようは、ブランディングをしっかりしておけば向こうから好きと言われる。

だからブランディングスキルは重要なんです。

大概の企業はブランディングがない。

だからブランディングのある企業に比べて広告費が莫大にかかっている。
ブランディングを理解し、ブランディングスキルを身に付けておくだけでコスト

を削減できるため経営のためにも重要であることが言える。
向こう(相手)からあなたのことが好きよと言ってもらえることをすること。

そういった企業(人間)になること。
ブランディングがあれば他社としっかり差別化が出来、価格競争しないで済む。

ブランディングの理解

ブランディングは大きく分けて
①コーポレートブランディング
②プロダクトブランディング
③マーケティングブランディング
④セールスブランディング
4つに分かれる。

①コーポレートブランディング
(会社の信頼に繋がるブランディング)

競合を把握はするが、競合を作らないことが重要。
コーポレートブランディング=〇〇だが〇〇ではないと明確に断言すること。

つまり独自性。
〇〇会社だと言ってしまう事で、競合のいる中で比較されてしまう。

Googleは広告会社だが、広告会社ではないといっている。

②プロダクトブランディング
(商品に関するブランディング)

値決めが重要。しっかり適正価格をつける。
適正価格とは相場で決めてはいけない。

市場調査をして、しっかり利益を残せる価格にする。
経営で大事なのはいくら売りあげたかではなく、いくら利益を残せたか。

だから値段を決める際、1番利益を残せる金額設定を行うこと。
もちろん相場と差が出る。

その差をどうブランディングによって埋めていくのかを考えて施策し進めていくのがビジネスであり、やりがいである。

価格設定の仕方

シャングリラホテルでカフェラテを売りたいとする。
100人にアンケートを取った結果、

・100人がコーヒーを500円であれば買う。
・1500円なら高くて買わない。

といった結果が出た。
1杯のコーヒーを提供するのに人件費、仕入れ原価など入れて300円かかるとしたとき、カフェラテの値段はいくらにした方が良いか?

①基本図の作成
まずはしっかり見える化していくこと。
500円なら100人が購入してくれる事。1500円では誰も買わないことから、
下記のような基本図を作成する。

②値付けフローを制作する。
大体の人は、100人全員が買ってくれるからと、500円や750円にしてしまう。
ただそこにはしっかりとした根拠がない。

経営で1番重要なのは、どれだけ売上高ではなく、どれだけ利益を残せたか。
このように見える化にすることでいくらが適正価格が分かる。

なんとなくの値決めではいけない。
ビジネスでは、売上が重要ではなく、利益が重要。

つまり、適正価格は1000円といえる。

③マーケティングブランディング
(どういうチャネルに出すかのブランディング)

スターバックスとマクドナルドの違い。
私たちがスターバックスで1杯500円のコーヒーを買う理由。
この答えがマーケティングブランディング。

勉強なぜ私たちは1杯100円のコーヒーがある中1杯500円のコーヒーを買うのか?

答え
フランチャイズと直営店の違い。
マクドナルドはフランチャイズ。
スターバックスは直営店。
どんな違いがあるのか?

自分がマクドナルドオーナーとして考えたときに、必ず儲けたいと思う。
そのため、回転率を上げようとする。

だから席数を増やす。
そうすると1席当たりの間隔が狭まり窮屈になる。

つまりコーヒーは100円の価値になる。
でもこうやって沢山のお客さんを回転させることで利益が出る。

しかしこれは誰もが知っているビッグネームであること、しっかりと仕組が出来ているマクドナルドだから出来る事であって、普通の企業は出来ない。

スターバックスはそれを知っている。
だからフランチャイズをせず直営店にしている。

居心地の良い空間作りを意識して儲けファーストではなく、
顧客目線の居心地ファースト。

だから500円のコーヒーが売れる。
これがマーケティングブランディング。

④セールスブランディング
(どう販売するのかのブランディグ)

ブランディングとは商品やサービス以外のもの(付加価値)をPRすること。
「商品を売りたければ商品を売るな」というのがまさにこれ。

ヤマハのピアノ教室やABCクッキングが良い例。
ヤマハのピアノ教室は、ピアノ教室という体験を通してピアノを売っている。
いきなりピアノを買ってくださいと言っても高くて買わない。

だからまずはピアノ教室を開いてそこから購入に繋げていく。
ABCクッキングも同じ。

商品を売りたければ、その1歩手前のものの売り方のブランディングが重要。

まとめ

ブランディングがあれば、相場よりも高く売ることが出来る。
なぜコンビニのコーヒーは100円なのに、お店のコーヒーは高いのか?

原価はそれほど変わらないのに。
その答えは、ブランディング。

100円のコーヒーに対して付加価値を付けているから高く出せる。
コーヒーカップをおしゃれにしたり、

居心地の良い空間を作ったり好きなメニューを覚えてあげたり、
考えたら沢山出てくると思う。

これが付加価値であり、これにより100円で売られているコーヒーよりも高く売ることが出来る。

美容院も、同じことが言える。
1000円カットが世に出て、カットの相場が1000円となった。

そこに付加価値を付けて4000円だったりと料金の設定をしている。
そしてこれが(どれだけ高く売ることが出来るか)ビジネスの楽しさである。

この付加価値は、お金をかけずに行うことが出来る。
それがエンターテイメント付加価値。

元気が出るメッセージを書いてあげるとか、
名前を憶えてあげるとか、さまざまな施策がある。

美容室では、好きなアロマを焚いてあげるとか、
あえて目の前にデフォルトでシャンパンを置くところもあるらしい。

ブランディングは今の時代最重要項目であり、これを学んでおけば負ける事はない。