論理的思考スキルはどうすれば身につくのか。いくらスキルがあってもこれが無ければ無意味
論理的思考スキルは掛け算のスキルです。 いくら100点のスキルを持っていても、論理的思考スキルが0なら 100×0=0点となってしまいます。だからこそ非常に重要なスキルといえます。
今はYouTubeで話題のひろゆきさんなどが有名ですね。
このスキルを手に入れることができれば、論理的に話すことや論理的に組み立てることが出来るようになります。
なぜか?を理解し、どういう風に身に付けていくのかを学んでいきましょう。
今回の記事は前半と後半に分かれています。 前半では、スキルの身に付け方が理解できるようになります。 後半では、そのスキルを使ってどうやってビジネスを設計していくのかが理解できるようになります。
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論理的思考とは
論理的思考とは答えの正解・不正解でなく考え方の正解・不正解のことです。
これをフェルミ推定といいます。
例えば、
座席数:13席
場所:浜松町駅付近
従業員:3
ラーメンの価格:650円
のお店があったとします。
このラーメン屋の売り上げと利益を求めるとき、どうするか?
ラーメン屋の売り上げと利益の答え方。
売り上げを答えるのではなく、
なぜその売り上げになったのかというロジックを言う。
倫理的思考は式の正解か不正解か
来店数、平日、休日、稼働日数、売り上げなどこのフレームワークを用いて、
数字を入れていくだけ。
そうするとなぜその売り上げになるのかが論理的に答えられる。
ラーメン屋を出店するときに
なぜこの場所なのか?という「なぜ」に対して「なんとなく」ではいけない。
それだと失敗してしまう。
・なぜこの売り上げが見込めるのか?
・なぜこの場所が良いのか?
これをしっかりと論理的に説明・証明できるようにすることで成功出来る。
そのためにこの式を理解し、どんなビジネスにも対応できていくことが重要。
論理的思考スキルの身に付け方
どのように論理的思考スキルを身につければよいのか。ひとつひとつ解説していきます。
自分中心に物事を考えないこと
人間は自分中心に物事を考えてしまう。だからこそその考えを捨てることが大切です。
例
世界で予防接種を受けられていない子供たちは何%いるか?
実は20%
ほとんどの人が50%や80%かなと想像してしまっています。
これは普段何気なく見ているニュースなどの情報によって、自分の頭の中でただドラマチックにしてしまっています。事実ベースは全く異なるのが現状です。つまり人間は物事をドラマチック化してしまう習慣があるのです。これが事業が上手くいかなくなる理由につながります。
①自分の事業に思い込みを抱かない。
人は一時的な感情でマインドがヒートアップしてしまうと、「ここに出したら成功しそうだな。いける!」と自分が思っている以上のことを想像してしまいます。
②自分の見える視野が決して正しくはないといつでも疑う。
自分が見える視野を疑うと、自分の視点ではなく顧客視点で論理的に証明・追及することが出来ます。
事業を上手く進めるにはこういった自分の思い込みや自分の視点で考える事を捨て、
しっかりとデータに基づく事実を追及して論理的に証明していくことが大切です。
データに基づく事実の追及で論理的に話せる
私たちは、知らない間に洗脳されている。だからこそしっかりとデータを見る事がビジネスでは重要です。
感覚的にビジネスを行ってていては失敗してしまいます。
そのために2つの思考を捨てて自分の考えと人の考えをマッチングさせて論理的に証明し、ビジネスを成功させていくと良いです。
その二つの思考とは、分断思考とネガティブ思考です。
分断思考とネガティブ思考を捨てる
分断思考とネガティブ思考の二つの本能からくる思考捨てる必要があります。
本能だからこそしっかり意識すれば良いです。
分断思考とは
世の中を2つに分けたがる思考の事です。
人は物事を2つに分けたがります。
でも実際は世の中は2つに分けれる程単純ではないです。
白と黒の2つの間にはグラデーションがあります。ビジネスでは2つに分けようとすると成功はしません。
このグラデーションを理解すると良いです。
ネガテイブ思考とは
ネガテイブなことに共感してしまう思考の事です。
人はポジティブなことよりもネガテイブなことに共感します。
#保育園落ちた日本死ね。でバズったのがこれです。
ネガティブ思考を利用され人間はメディアに洗脳されてしまっています。
日本のニュースは視聴率が取れるので、事実のみではなく必ずそこにネガテイブなものを入れるようになっています。
メディアの裏付けがとても重要。
自分の感情や感覚を定量化して説明すること。
まとめ
論理的思考とは、
2つの思考を捨てしっかりデータで見ること。
自分の感情や感覚を定量化して説明すること。
目の前で起こっている現象や自分が思っていることをまずは定量化してみることを習慣化させると、実際のところどうなんだ?とデータベースで理解出来るようになります。
また、自分の考えと人の考えをマッチングさせて倫理的に証明していき、普段見るものや聞くものを一旦疑って下調べをします。それをロジカルに考えてみと事実が分かるようになります。事実が分かるとデータに出来るといったように繋がります。結果、データに出来るからビジネスで成功出来るようになります。
次回
論理的思考スキルを使ってどうやってビジネスを設計していくのかに続く。