【マリトッツォってなに?】今流行のイタリアンドルチェについてまとめました

espresso

SNSやテレビでマリトッツォを見て気になりませんでしたか?
最近よく目にするマリトッツォは、今とても日本で流行っているイタリアの食べ物ですが間違った知識でマリトッツォを食べている人が多いです。
僕はマリトッツォ勧められて食べたときよりも、詳しい情報を得て食べたことでさらに好きになりました。ただ美味しいだけじゃないマリトッツォについて理解していきましょう。

今回の記事は
・マリトッツォが気になった
・マリトッツォについて詳しく知りたい
・マリトッツォを食べてみたい
といった人におすすめの内容となっています。

年間400杯はエスプレッソを飲んでいる僕は、定期的にバールでマリトッツォを食べています。そんな僕がマリトッツォとはどんな食べ物なのご紹介させて頂きます。

最後まで読んで頂くと

マリトッツォとはなにか理解できるだけではなく、SNSで周りと差がつくマニアックな情報を発信できるようになれます。

是非最後までお付き合いください。

エスプレッソを使ったアレンジレシピ集はこちらをどうぞ
エスプレッソには色んな飲み方がある!イタリア流アレンジレシピ10選まとめ

マリトッツォとはどんな食べ物なのか?
4つの特徴

マリトッツォの見た目から”甘そうなパン”だと思いませんでしたか?実は単なる甘そうなパンではなく列記とした”ドルチェ”なんです。ここではマリトッツォの歴史や特徴をまとめました。

どこで生まれたもの?

マリトッツォはイタリアのローマ発祥で歴史ある食べ物です。
ローマ帝国時代に生まれたとされておりそのときの日本は弥生時代です。
つまりマリトッツォは紀元前753年ごろには既にあったということになります。
このようにマリトッツォは歴史的な食べ物なんです。

ローマ帝国は、古代ローマの共和制後の時代以降を指す言葉である。この時代、古代ローマはイタリア半島に誕生した都市国家から地中海にまたがる領域国家へと発展した。

Wikipediaより引用

素材について

マリトッツォはブリオッシュという(クロワッサンとパンの間)生地に生クリームを挟んで出来ています。バターと卵がたっぷりと使われたブリオッシュの生地に少しあっさりした生クリームがぴったり合います。イタリアでは、生クリームにオレンジピールを入れてアクセントをつけるのがポピュラーです。

ブリオッシュとは?

ブリオッシュとはフランス生まれの伝統的なパンです。一般的な食パンよりもバターや砂糖、卵の割合が多く、ここに牛乳を加えて作られています。口当たりは軽くとてもバターの香りが良い、見た目は少し黄色みがありるのが特徴です。バターと卵をたっぷり使うことがケーキに近いためフランスやイタリアでは菓子パンとして認識されています。

どんな形をしているの?

SNSでは良く丸い形をしている写真を見かけますが、イタリアではお店や地方によって形が変わります。丸いものだけではなく、細長いものも存在します。

日本でよく見る丸い形のマリトッツォ

 
 
 
 
 
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細長い形のマリトッツォ

 
 
 
 
 
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生クリームたっぷりのマリトッツォ

 
 
 
 
 
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なぜマリトッツォと言うのか
名前の由来は?

マリトッツォ(maritozzo)とは、イタリア語で “夫” という意味のマリート (marito) に由来します。また『Tozzo』は日本語でいうところの『~ちゃん』として使われることもあり、マリトッツォを翻訳すると『太ってる旦那ちゃん』が近いそうです。

インバウンド研究所より引用

豆知識
イタリアではマリトッツォを食べる時間は午前中から昼過ぎまでとなっています。それは生クリームを使っているため、時間と共にフレッシュさがなくなるからです。また他の理由として、イタリアでも人気があるドルチェなのでほとんどが昼過ぎには完売してしまいます。そのためイタリアでは朝早くにバールへ行き朝食として食べるのが一般的となっています。

マリトッツォに合う飲み物

合わせる飲み物を知っておくことは重要です。一緒に飲む物によってはマリトッツォの美味しさをさらに引き出すことができるからです。飲み物によって変わる変化も楽しくことができるため、試してほしいおすすめの飲み物をピックアップしました。

エスプレッソ

エスプレッソはマリトッツォに合います。理由は甘いものと濃いものの相性が良いからです。つまりエスプレッソの濃い味はマリトッツォの甘さと相性は抜群といえます。日本人はコーヒーと甘いものといったイメージがあると思いますが、イタリア人も同じようにエスプレッソと甘いものが定番となっています。

カプチーノ

カプチーノがマリトッツォと抜群に良く合います。理由は食べ物を合わせる際、似たものを合わせると良いからです。どちらも乳製品を使ったもの同士で相性が良く、イタリアでは朝の定番として飲まれています。僕もマリトッツォを頂くときはほとんどこのコンビで、今では病みつきとなっています。

カフェラテ

カフェラテもカプチーノと同様にマリトッツォに合います。理由はカフェラテとカプチーノが似ているからです。どちらもエスプレッソとミルクを使用しているのでマリトッツォに絶妙に合います。イタリアではカフェラテを飲むことが少ないです。

エスプレッソやカフェラテ、カプチーノについて過去記事を書いてますのでよかったらこちらもどうぞ
エスプレッソとカプチーノの違いとは?今すぐ使える知識を教えます!

マリトッツォの食べ方

どうやって食べるのが正解なの?食べにくそうと感じると思いますが、ちゃんと食べ方を知っておけば大丈夫です。ここではイタリアではどのように食べられているか3つにまとめました。

豪快に一かじり

とてもシンプルな食べ方で、イタリア人も結構この食べ方の人が多いです。

 
 
 
 
 
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写真を見てみ分かるように女性の方でも思いっきりかぶりついています。僕はこの食べ方が1番美味しいと思います。

 
 
 
 
 
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生クリームがこぼれ落ちないように注意は必要ですが、シンプルなこの食べ方がおすすめです。

パンですくって食べる

ちぎったパンでクリームをすくって食べる食べ方です。パンを半分にちぎってクリームをつけながら食べると汚れにくく奇麗に食べることが出来ます。女性の方は特に顔にクリームがついてしまうと大変ですので、この食べ方であれば顔につくこともないですしおすすめです。

ブリオッシュが余ったらカプチーノへ

残ったブリオッシュをカプチーノにつける食べる方です。カプチーノに浸されたブリオッシュが何とも言えない美味しさを発揮します。マリトッツォを食べるときブリオッシュがあまったり、あえてブリオッシュを少し残すことがあります。そんな時におすすめの方法です。これが美味しいので僕はあえてブリオッシュを一口分残しておいたりします。イタリア人も結構やる方法ですので是非試してみて下さい。

まとめ:

僕がいつもバールで頂くカプチーノとマリトッツォのコラボ

今回はマリトッツォについて書かせていただきました。イタリアの歴史あるドルチェだということが分かったのではないでしょうか。食べ方も多少汚れても大丈夫であれば豪快に一口が美味しいと思いますので挑戦してみて下さい。是非美味しいマリトッツォを食べてみて下さい。その際はカプチーノも忘れずに。
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